Excelタイマー
概要
放課後の学びクラブで、計算問題用紙を配って「ヨーイ、ドン」と始めるのだが、「出来た!」と言われるとそのタイムを読み上げてやらなければいけない。
携帯をストップウォッチにして、ラップを押すのだが、そのせいで、巡視して指導することがままならぬ。
キッチンタイマーをよく黒板に貼り付けている先生がいるが、いくらデカいディスプレイでも子どもたちがタイムを読み取るには無理がある。
そこで、何とかExcelでタイマーが作れないかと考えて作ったのがコレ。パソコンのディスプレイを児童の方に向けておくだけで、自分で読み取ってくれる。
最近はやりの横長テレビに接続すると、もっと大きく表示できる。
両方必要だな、と増えていくタイマーと、設定時間に向かって減っていくタイマーを作った。スタート音と設定時間になったら音が鳴るようにもした。
危険物です
しかし、刻々と表示が変わっていくようにしたために、不都合が起きた。
マクロプログラムは、ミリ秒の単位を1000数えては表示を更新しているのである。
1秒に1回ゆっくりと動いているようだが、裏ではとても忙しいのである。
起動しておいて、別のアプリケーションに切り替えると、なかなか切り替わらない。
元のタイマーに戻ろうとすると、忙しいタイマーには割り込めない。
そうなると、どうやってTimerを止めようか…
つまり、他のプログラムが動かなくなるという、とても危険なプログラムなのです。
用途
各自でTimeを読み取れるように大きな表示にしたものです。
用紙問題を解く時間を計る、なわとびを5分間跳び続ける・・・など、キッチンタイマーより見やすいことでしょう。
外へ持ち出すと、運動場5周の時間を自分で計る、一周2分のペースで走ってみよう、なんて、
体育の各競技用のタイマーを持ってこなくてノートパソコンでコレが使えます。